日々のコンビニ払いやクレジットカード決済が、そのままデジタル資産になる——そんなコンセプトを掲げたWeb3アプリが「SyFu(サイフ)」です。招き猫をモチーフにした「MANEKINEKO NFT」を決済データで育てる独自のゲームプレイが話題を呼び、2025年のNFTプレセールでは20,000個が45分で完売、総額1億円を達成したほどコミュニティの熱量は高い。2026年2月にはユーティリティトークン「EVT」がTGEを迎え、プロジェクトは着実にメインネットへ向かっています。
SyFuとは

SyFuは「決済データ × DePIN × GameFi」を組み合わせた、これまでになかった切り口のWeb3ライフスタイルアプリです。運営は株式会社GINKANの子会社「Unlock Lab Ltd HK」グループが担当しており、GINKANはかつてトークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を約6年運営した実績を持つ日本のスタートアップです(代表:神谷知愛氏)。シンクロライフを2023年4月にライブドア社へ事業譲渡した後、Web3プロダクト開発にシフトして生まれたのがSyFuです。
主にBNBチェーン上で動作しており、MANEKINEKO Genesis NFTはERC-721規格でイーサリアムチェーンでも発行されています。投資家としてKDDI、Giftee、Ceres Venture Capitalなどが名を連ねており、KDDIとのコラボNFTも過去に実施されています。
情報
SyFuの名前の由来 日本語の「財布(さいふ)」をモジったネーミング。「決済データを入れる財布」というコンセプトをそのまま名前に落とし込んでいます。
ゲームの核心:なぜ決済データが価値になるのか
SyFuが注目される理由は、個人の消費行動という「これまで企業だけが活用してきたデータ」を、ユーザー本人が資産化できる点にあります。DID(分散型ID)とSBT(Soulbound Token)を使って、地域や国境を超えた信用証明を構築するプラットフォームを目指しており、単なるゲームアプリとは一線を画すビジョンを掲げています。
遊び方・稼ぎ方

SyFuの基本的な流れは以下のとおりです。
- 対象店舗でチェックイン:アプリから近くの参加店舗を検索し、購入前にチェックインする
- 決済データをBIND(紐付け):MoneyForwardや手動アップロードでクレジットカード明細を連携し、チェックインと紐付ける
- Econトークンを獲得:紐付けが成功するとゲーム内通貨「Econ」が付与される
- MANEKINEKO NFTを育成:EconをNFTの育成(レベルアップ)に使用する
- EVTトークンを獲得:レベル10以上のNFTを保有し、累計2,500円以上(約20ドル)の決済実績があればEVTを獲得可能
2種類の報酬トークン
| トークン | 役割 | 獲得方法 |
|---|---|---|
| Econ | ゲーム内専用通貨 | チェックイン+BIND |
| EVT | ユーティリティトークン(出金可能) | 対象店舗での決済×NFTレベル条件 |
注意
EVT獲得には条件あり EVTを獲得するには「NFTレベル10以上」かつ「累計2,500円以上の対象店舗での決済」が必要です。始めたばかりのユーザーはまずNFTを育てる段階から入ることになります。
トークンの仕組み

SyFuは3トークン構造を採用しています。
| トークン名 | 種別 | 概要 |
|---|---|---|
| SFT(SyFu Token) | ガバナンストークン | プロジェクトの主要トークン。TGEは未実施(2026年4月時点) |
| EVT(Excavation Token) | ユーティリティトークン | 2026年2月19日にTGE完了。BNBチェーン上のPancakeSwapで取引可能 |
| Econ | ゲーム内専用通貨 | アプリ内でのNFT育成にのみ使用。外部取引所への出金不可 |
EVT TGEが実現(2026年2月)
2026年2月19日、SyFuのユーティリティトークン「EVT」がTGE(トークン生成イベント)を迎え、BNBチェーン上の分散型取引所PancakeSwapで取引を開始しました。アプリ内で蓄積していたEVTはオンチェーンへの引き出しが可能になり、プロジェクトの一つの節目となりました。
なお、ガバナンストークン「SFT」のTGEはまだ実施されておらず、2026年4月時点では取引所への上場もありません。
始め方

現在SyFuは「Pre-Mainnet β」フェーズで稼働中です。以下の手順で始められます。
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アプリをダウンロード
App Store(iOS)またはGoogle Playからアプリをダウンロード。メールアドレスで登録できます。招待コードが必要な場合は公式Discordで入手できます。
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MetaMaskウォレットを準備
SyFuのNFTはBNBチェーンで管理されます。MetaMaskをインストールし、BNBを用意しておきましょう。
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MANEKINEKO NFTを取得
NFTは公式マーケットプレイス「SyFu Marketplace」(2026年1月正式公開)またはElement/OpenSeaで購入できます。SyFu Marketplaceではガス代不要で取引が可能です。
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対象店舗でチェックイン&BIND
参加店舗でチェックインし、MoneyForward連携または手動アップロードで決済データを紐付けます。Econを獲得してNFTを育てましょう。
ヒント
SyFuウォレットの特徴 SyFuアプリ内蔵のウォレットはMPC(マルチパーティ計算)とERC4337コントラクト型ウォレットを統合した設計。秘密鍵を3つに分割して管理し、2/3認証でアクセス可能なため、「秘密鍵を自分で管理するのが怖い」という初心者にも比較的使いやすい設計になっています。
SNPITとのコラボNFT

2026年3月末、写真バトルゲーム「SNPIT(スナップイット)」とのパートナーシップが発表され、**「SNPIT × SyFu コラボMANEKINEKO NFT」**が4月5日〜6日に販売されました。
コラボの概要
- NFT名:SNPIT × SyFu コラボMANEKINEKO
- 販売期間:2026年4月5日(日)20:00 JST ~ 4月6日(月)20:00 JST
- 販売数量:460個
- 販売方式:WL/AL優先 + 抽選(FCFS併用)
- 価格:0.27 BNB(販売時レートで約160ドル前後)
コラボNFTはSyFuエコシステム内でSNPITの世界観を反映した特別仕様となっており、通常のMANEKINEKO同様にゲーム内で育成・活用できます。
注意
販売結果について 販売期間は2026年4月5〜6日でしたが、本記事執筆時点(4月8日)で公式から完売報告・売れ残り情報のいずれも確認できていません。コミュニティ内では「全数売れたのか」「余ったのか」の情報が錯綜しており、詳細は公式アナウンスをご確認ください。
Galxeエアドロップの現状

2025年2月8日〜5月31日にかけて、SyFuはGalxeプラットフォームで総額50万ドル(約7,500万円)分のSFTトークンを配布するエアドロップキャンペーンを開催しました。
キャンペーンの内容
- Galxeクエスト(X、Discord、Telegram参加などのソーシャルタスク)をこなしてポイントを獲得
- SyFuアプリ内での決済BIND作業もタスクに含まれる
- NFTホルダーはポイントが1.5倍になる優遇措置あり
肝心のSFT配布はいつ?
ここが最も気になる点です。獲得ポイントに応じたSFTは「TGE(トークン生成イベント)後にアプリ内ウォレットで配布」とされていますが、SFTのTGE日時は2026年4月時点でも未発表のままです。
EVT(ユーティリティトークン)は2026年2月にTGEを迎えましたが、ガバナンストークンであるSFTはまだ上場しておらず、エアドロに参加したユーザーはSFT配布を待ち続けている状況です。「いつもらえるのかわからない」という不透明感は、参加者の間で懸念として挙がっています。
情報
SyFu Springギブアウェイも実施中 Galxe上では「SyFu Spring ギブアウェイ」クエストも別途公開されています(2026年4月時点)。最新情報はGalxeの公式SyFuページでご確認ください。
現状と課題

プロジェクトの実績
ベータテスト期間中のSyFuは以下の数値を達成しています。
- 累計62万件以上の決済データを処理
- 累計取引額:28億円相当(約2,000万ドル)
- 月次成長率:約4億円
- 6ヶ月成長率:+179%(約3倍)
- MANEKINEKOコモン(OG)NFT:20,000個が45分で完売、総額1億円
Discordコミュニティは5万人超と活発で、KDDI・Gifteeなど名の知れた企業が出資しているのも信頼性の裏付けとなっています。
初心者には難しい点
Web3の基礎知識が必要?
MetaMaskの設定、BNBの購入・送金、PancakeSwapでのスワップなど、Web3の基本操作に慣れていないと手続きが複雑に感じられます。特にBNBチェーンのガス代管理は初心者がつまずきやすいポイントです。
NFTの初期コストはどのくらい?
MANEKINEKO NFTの価格は販売タイミングによって異なりますが、コラボNFTは0.27 BNB(約160ドル)前後での販売実績があります。EVT獲得にはレベル10以上が必要なため、育成に時間がかかります。
MoneyForward連携は必須?
決済データのBINDにはMoneyForwardや手動アップロードが必要です。クレジットカード明細を外部サービスと連携することへの心理的ハードルを感じるユーザーもいます。
SFTエアドロはいつもらえる?
SFTのTGEは未発表のため、いつSFTが配布されるか現時点では不明です。キャンペーンに参加しても「待つだけ」の期間が長くなる可能性があります。
リスク・懸念点
警告
投資前に理解しておくべきリスク
- SFTトークンは未上場のため流動性がなく、エアドロ参加者は換金できない状態が続いている
- DePIN×GameFiという複合概念は競争が激しく、プロジェクト生存には独自性の維持が必要
- 参加店舗数・地域によって稼ぎやすさに大きな差がある
- 決済データという個人情報を扱う性質上、プライバシー・セキュリティへの理解が必要
- ゲーム内トークン(Econ)は外部出金不可のため、ゲーム内経済の崩壊リスクも検討が必要
今後の展望

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メインネット移行
現在の「Pre-Mainnet β」からメインネット正式移行が進行中。新規ユーザー向け「Next Gate」の開放とEVT TGE後のオンチェーン経済の本格稼働が目標とされています。
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SFT TGE・取引所上場
ガバナンストークンSFTのTGEが実施されれば、Galxeエアドロ参加者へのSFT配布とあわせてプロジェクト全体の注目度が高まる見込みです。
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コラボ・パートナーシップ拡大
KDDI・SNPIT・Gifteeなどとのコラボ実績を活かし、対応店舗・パートナー企業の拡大が続く見通しです。Uncommon以上のレアリティNFTのブリーディング機能追加なども計画されています。
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SyFu Card展開
Visa提携の「SyFu Card」により、実際のリアル決済とブロックチェーン上の資産が直接連動する仕組みの実装が予定されています。
まとめ
SyFuは「日常の消費をそのまま資産化する」という明確なコンセプトと、KDDI・SNPITなど名の知れたパートナーとの協業によって、着実に存在感を高めているWeb3プロジェクトです。NFTプレセールの完売実績やベータ期間中の28億円超の決済処理量は、コミュニティの実需を裏付けています。
一方で、SFTトークンの上場・エアドロ配布時期の不透明さ、初心者にとってのWeb3ハードル、SNPITコラボNFTの販売結果など、まだ確認できていない情報が残っているのも事実です。メインネット移行というマイルストーンに向けて、SFT TGEを中心とした今後の動向を引き続き注視する価値があります。
ヒント
最新情報のチェック方法
- 公式X(旧Twitter):@syfuofficial(グローバル)/ @syfujapan(日本)
- 公式Discord・Telegramで最新アップデートを随時確認
- GalxeのSyFuクエストページで進行中のキャンペーンをチェック
SyFuは無料で始められますか?
アプリのダウンロードと基本登録は無料です。ただし、EVTトークンを獲得してしっかり稼ぐにはMANEKINEKO NFTの購入(数万円〜)が必要で、NFTなしでできることは限られます。
どのブロックチェーンを使っていますか?
主にBNBチェーンを採用しています。MANEKINEKO Genesis NFTはイーサリアムチェーン(ERC-721)でも発行されています。
SFTトークンはいつ取引所に上場しますか?
2026年4月時点では未発表です。EVT(ユーティリティトークン)は2026年2月にPancakeSwapで取引開始済みですが、ガバナンストークンのSFTは上場時期が明かされていません。
Galxeエアドロに参加したがSFTはもらえますか?
SFTはTGE後に配布される予定ですが、TGE自体がまだ実施されていないため、2026年4月時点では未配布の状態です。公式アナウンスをお待ちください。
SNPITとのコラボNFTは今から買えますか?
4月5〜6日のセール期間は終了しています。二次流通はSyFu Marketplace・Element・OpenSeaなどで確認してみてください。


